ここは、田舎から出てきたどこーにでもいそうな学生≪ちくわ≫が、日常に流れているあれやこれやを拾い集めて、ある日はすりつぶし、ある日はこねまわし、ひそやかに物語に練りなおしてゆく――そんな場所なのです。

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毎日更新とか言ってたのを早速忘れるところだった

ひとりごとをですます調で続けるのはぼくには難易度が高すぎる、ということで早くも挫折した。元どおり常体でごにょごにょやることにします(あれ? します?)。日記。


こあつーの知り合い(?)の方と、あとうだやんと、二人の数学専攻の方からお墨付きがあったので、アルフォースの複素解析を昨日から読み始めた。どこから読むかで迷って、とりあえず第3章の2節から読み始めたけれど、また戻るかもしれない。

といっても、しょ、諸事情()で図書館の本を数日貸出できないので、なぜか目の届くところにある()英語版を読んでいる。案外、英語のほうが読みやすいと感じるときさえある。ひとつは、定義した数学用語しか使われずそれ以外はごく簡単に表現されている数学書というものの性質によるものかもしれない。もうひとつは、英語を読むときの丁寧さが、数学書を読むときの丁寧さに近く、わざわざ調整しなくても自分じゃない誰か(誰やねん)がいい感じのスピードと精度で読ませるように仕向けてくれるからだと思う。日本語だとついついわかった気で読み飛ばしてしまってあとからまた読み直すハメになることがよくあるけれど、そういうことが起きにくい気がする。某ふぁら氏が、ぼくたちが何かの本で読書会するなら日本語じゃないほうがいいかもみたいなこと言ってたのも思い出す。

複素関数は2次元を2次元に移す(とイメージしてもよい)もので、まぁ当たり前なんだけれど、そんな当たり前のことがとてもわくわくする。複素微分ができるともとの平面での角度が維持されたまま別の平面に移る、ときいて、へーそんなもんかと思っていたが、証明が案外シンプルというかそのまんま(今の高校生ならたぶんすぐ追える)で、なるほどこれは複素微分できるものを別扱いしたくなる気分もわかるなぁ。線形変換は円を円に移す、の証明に入るあたりでとりあえず脱出してブログ書いてる。

数学をやっているときのこの安心感はなんなのだろうか? ぼくが同様に大好きな人文系の諸学問は、ある種の高揚感のもとでは最高に楽しいのだけれど、忘れた頃にあとから思い出すと自分の理解はすべて勘違いだったのではないかととても心もとなくなる。数学は、「いや、今はちょっと抜けているみたいだけど、あのときぼくは確かにぼくなりの理解をちゃんとしたはずだ」という自信は最低限保てる。たぶん、正しさに込めた意味がちがうか、委ねる先が異なっているのだろう。


文フリで入手した『エクリヲ vol.1』の「演劇の誕生」を読んだ。もともとこれ目的だったんだけど、いつかのぼくが(ちらりと)考えたいと思ったことのあるような思考の筋をずんずん切り開いて進んでいく箇所がたくさんあり、読んでよかった。文フリの戦利品どれもちょっとずつ読み進めているんだけど、「そうそうこういうのが読みたかったんだよ」というものに、どういうわけかよく出会う。それがもし錯覚なのだとしても、そんな錯覚を作り出してしまう同人誌の世界はやっぱりすごいなと思うし、たぶんそこで得た「書いている人が何か書きたいことを書こうとしていてぼくは今それを読んでいるんだ」という生々しい感覚を、一般の(商業出版された)本を読むときにもダブらせることができたら、それはとっても楽しいことだろう。写真を見て、その写真に似た風景をふと見つけるように。


今年も翌年の劇場版コナンのサブタイトルが発表された。中学生くらいのころは、12月になる今ごろ毎日公式サイトを見ては、早く発表されないかと心待ちにしていたなぁ、と懐かしく思い出す。ああ、なんだかそういう、「待ち遠しい」という感覚を忘れている。「早く(この不快な時間が)終わって欲しい」と思うことはしょっちゅうあっても、「早く具体的で特定の楽しいことがやってきてほしい」と思うことはなくなった。そういった感覚自体、昔のぼくはあまり肯定的にとらえているものではなかったように思うが、忘れたことによって変わったことは何かありそうだなと思うし、そのうち誰かと話しながら考えてみようかなとか思う(これをまた忘れそう)。


おわり。冬だな。
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