ここは、田舎から出てきたどこーにでもいそうな学生≪ちくわ≫が、日常に流れているあれやこれやを拾い集めて、ある日はすりつぶし、ある日はこねまわし、ひそやかに物語に練りなおしてゆく――そんな場所なのです。

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「日常100の質問」に答えてみた(後編)

昨日のつづきです

51:ふだんよく聴く楽曲をクラブで改めて聴くと、特段「いいなあ」と思えるのはなぜでしょうか。

クラブ行ったことない……。
しょっぱなからつまらない回答をしてしまった…

52:(音は単なる波なのに)「音楽を聴く」という行為が特別に感じられるのはなぜでしょうか。

なぜならぼくらもまた、特別な存在だからです。

訳:生きてるから。

訳2:時間の牢獄にいるから。
(オカルティックナインで頭がいっぱい)

53:音楽がひとを殺すことはありますか。

カナンには、歌声で人を殺す女の子が出てきたような気がします。
コナンには、パイプオルガンの管にセンサーがつながれていて、ある音を出す鍵盤が弾かれるたびに爆弾がひとつずつ爆発するというアホみたいな話がありました(『戦慄の楽譜』)。

54:ひとが音楽を殺すことはありますか。

ふっ、やれるというのならやってみるがいい…!
我が両腕が奏でし、この闇の旋律を…!!


55:なにもかもが一度切りだと主張するロック音楽を「再生」することは善いことですか。

昨日の répéter の問いでも書きましたが、ぼくたちはある出来事を「おなじ(反復)」とも「ちがう(初めての経験)」とも捉えることができます。

「おなじ」と「ちがう」を切り替えたり、そのあいだの中途半端なところに立ったりわけのわからないところで止まったりして、ぼくたちは生きています。

昨日も「あみめでぃあ案件」と書いたように、こうした問題は概念を語る際にいやでもぶつかることになります。

前に千代キャスで話したことがありますが、『あみめでぃあ』第2号はどういうわけかこのあたりに切り込んでいる話が多くて、〈線〉の世界観(すべてがちがう)と〈回る〉世界観(おなじものが巡ってくる)それぞれの掘り下げにはじまり、直線に思われた人生を一時停止し・思いを巡らせ・もういちど歩き始めるための〈諦める〉という結び目の考察、そしてまさに今日のこの問いで問われているような、音楽における差異と反復の考察がある〈リズム感〉、もちろん〈音感〉や〈声〉もこれに関わりますし、「ぼくたちは一度しかないものを反復される技術で〈すくう〉しかない」という矛盾のときほぐし、「牛が草を反芻するように」一度きりのはずの記憶を「なんども現在としてよみがえらせる」〈シコウ〉の話、寝返りレタスさんが自身の〈家出〉について述べた「もはや昔からのシナリオと化したその流れは、それでも一個人が起こした行動と考えればいつだって新鮮で強烈です」というくだり、えとせとらえとせとら、「繰り返されるものへの感受性」と「繰り返されないものへの感受性」、ふたつのひしめき合いがあちこちに見られます。

いやそんなことはどうでもいいんだ、なんだっけ、えーと。
再生だからといって完全なる反復かどうかはまだわかりません。

56:音楽によって想起された思い出は、いまここにあるものですか、それとも過去のものですか。

ここにもないし、過去にもないもの。

57:聴かなかったことにしたい音楽はありますか。

うーん、ないかなあ。

58:おなじ音楽を知っている(共有している)ひと同士を、うらやましく思うことはありますか。

あります、でも、自分も誰かとはおなじ音楽を知っているわけだし、そのときをすぎれば忘れる程度の話のような……あ、でも、クラシックとかそういう教養っぽい話で盛り上がってるのを見るとけっこう真剣に「すごいなあ」ってなります。

59:国歌を知らないひとがいたら、教えてあげるべきでしょうか。

特に困らないんじゃないでしょうか。ほかの国はわかりません。

60:どうして働かなければならないのでしょうか。

(黒板にでかでかと
飯が食えん
と書きながら)

はたらかないと飯が食えんのよね

(高校の担任教師のことば)

61:あるひとを理解するうえで、そのひとがどんな仕事をしているか知るべきでしょうか。

まだあまりその感覚がないです、学生だからでしょう。

62:職業の貴賎を決めることはできますか。

決めることはできるかもしれないけれど、あんまり良いことはなさそう。

63:どうして「医者」「弁護士」「先生」は差別(優遇)されているのですか。

医療と司法と教育が破綻したらやばいから

64:仕事をしているときのじぶんは、別のじぶんでしょうか。

別のじぶんですが、これに答えている自分がメインのじぶんである保証はどこにもありません

65:はぐれものが社会化すること(socializing)は善いことでしょうか。

少なくとも本人以外にとっては。

66:教育が社会化することは善いことでしょうか。

教育とは社会化なのでは?

67:家庭が社会化することは善いことでしょうか。

3分の2が終わった!(話きいてない

68:そもそも「社会」というのは、なんのことでしょうか。

ぼくもよくわからなくなってきました。

69:「社会人として」という主語(主格の複合助辞)を使って話すひとをどう思いますか。

真人間だなぁと思います。

70:祖父母や、両親や、兄弟と、あと何回会うことができるでしょうか。

ひい、ふう、みい、よう……。
兄弟は一緒に住んでるのでまだ数える段階ではなさそう。

71:親の人生をどこまで知りたいと思いますか。

多少はまた知らない情報が出てきたら面白いとは思いますが、このくらいまで知りたいというような希望はありません。
平均的な親子より歳が離れているので、彼らがぼくくらいの年齢のころ、どんなことを考えどう生きていたのか、ぼくはなにも知りません。

72:先祖をどこまで辿ることができますか。

本家?のいとこが家系図好きで、たしか家系図を書いていたので、それを見れば多少はさかのぼれるはずですが、じぶんでいえるのは何代か上にこんな仕事をしてるひとがいた~ということくらいです。

73:墓参りをすることで、先祖を解放できるでしょうか。

むしろ束縛してそうですけどね。

74:「親戚」という単位は、なににおいて役に立ちますか。

結婚式の招待状を書くとき(書く機会があるとはいってない)。

75:結婚はこれから先の未来にも必要な制度でしょうか。

とうぶんは必要だと思います。

甘い恋の話ではない

76:お見合い結婚は、なぜ廃れたのでしょうか。

枷がないのはいいことだ、という気分にみんながなったから。

77:お見合いをしていた当時のひとたちは、お見合いがなんであるかを理解していたのでしょうか。

していないにしても、適切にふるまうことはできていたんじゃないでしょうか。

78:お見合い結婚したひとと、のちに(改めて)恋愛することはできますか。

できるでせう。

79:そもそも結婚するための「条件」(condition)というのはなんでしょうか。

両者が「条件を満たしています」と了解できることが条件(言葉遊びではなくて文字通りの意味)。

80:老いは、十代や二十代には経験できないものでしょうか。

ぼくの使う語彙にはないですが、使うひともいますよね。

81:老いは不都合でしょうか。

なんとなく不都合な気がしますが、老いたぼくがどう思うかはわかりません。

82:そもそも「老い」というのはなんのことでしょうか。

ベタで申し訳ないですが、浦島太郎みたいな感じかなあと思います。
自分のなかでは時間が経っていないのに、(身体も含む)世界の時間は経ってしまっている、というような。

83:「成長」や「成熟」を決めているのはだれであり、それらはなんのことでしょうか。

大人たんです。
嘘です。

「思えばずいぶんと遠いところまで来た」
という定型句がありますが、そういう感じがしたときに、その落差に名づける名前のことではないでしょうか。

84:「大人になる」ということはなんのことでしょうか。

お手玉ができるようになることです。

85:人生において幸/不幸はどうして問題になるのでしょうか。

人生という自分にとって世界のすべてともいえるようなものを測るのには、そのくらい大げさなことば遣いでないと、なんか恥ずかしい感じがするのでしょう。

86:人生において要らなかった不幸はありますか。

それほどない。

87:「幸せな恋愛」「幸せな暮らし」「幸せな結婚」など、どうして他人が決めた「幸せ」を求めたがるのでしょうか。

ひとりで求めているならことばにしないので、口をついてでてくるものは他人が決めたものになってしまいます。
とはいえ、他人と決めたことばを、自分の使いたいように使うことも(まれに)できます。

88:あなたはだれかを幸せにすることができますか。

ローカルに、一時的になら、もしかしたら

89:幸せになるための努力は必要でしょうか。

幸せになりたいなら。

90:死ぬことは怖いですか。

怖いです。

こわいですよ。

91:死んでも残るものはありますか。

ほかのひとが死ぬ場合ならいろいろ残るけれども。

92:産まれたときのことを覚えていないのに、どうして死ぬことを確信できるのでしょうか。

産まれてきたときのことは覚えていませんが、産まれてきたことを確信しているのとおなじです。

93:死ぬことを考えることは宗教ですか。

わりとそうだと思いますが、そうじゃないと言い張るひとを論破したいほどの意見ではありません。

94:じぶんが死んだことを知ってほしいひとと、知らないでほしいひとはいますか。

知ってほしいひとはいるような、でも、そう思ってるのは生きてるぼくだし、確認できないんだからほんとうはどうでもいい。

幽白みたいになるならいろんなひとの反応は見たい。

95:人生に思い出がなかったらつまらないですか。

つまらないと思うけど、思い出がないという事態を想像できない。

96:人生に色がなかったらつまらないですか。

つまらないと思うけど、失うものとしては比較的マシなほう。

97:恥のない人生を目指すのは正しいことですか。

いっときの恥を避ける人生はやめたほうが良いです。
やめたほうが良いです(大事なことなので二回言いました)。

98:そもそも「正しい」というのはだれが決めることで、どういうことでしょうか。

それを想うから後ろめたいと感じるようなそれのことです。
もしくは、後ろめたいから反対側にあるような気がしてくるもののことです。
ぼくたちが決めていますが、ぼくたちの好きにはできません。

99:死ぬことは正しいことでしょうか。

正しいか否かの適用範囲外です。

100:答えること自体が不都合である問いを答えさせることは、悪でしょうか。(お・わ・り)

友だちのくだりなんかはまさにそんな感じの問いでしたが、勝手に答えてるだけなのでよくわかりません。

くぅ〜、疲れましたw
これにて完結です。

ありがとうございました。
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